宮本恒靖、今野泰幸、吉田麻也などいずれもゴール前でのピンチを救ってくれる心強いメンツばかりです。
今回はそんなセンターバックに次世代の若武者が現れたので紹介したいと思います。
名前は冨安健洋選手!
日本のセンターバックにありがちなスピードと機動力のなさを克服した次世代センターバックについて調べていきます。
冨安健洋のスピードがヤバイ!

強靭なフィジカル、正確なロングキック、どんな時も取り乱さない精神力など様々です。
事実、往年の名センターバックにはそれらの素養を持った選手が沢山います。
しかし近年はセンターバックにスピードが求められる時代になってきました。
レアルマドリードのラファエルヴァランやリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクは高速アタッカーたちに負けない
スピードを持っておりそれぞれ時速35キロほどで走ります。
イメージできない方は190㎝の大男が原付と同じ速度で自分に突進してくることを想像してみてください。
なんと異常なことかわかるはずです。
世界ではそのようなセンターバックが活躍していますが、我らが日本にはスピードを武器にできるセンターバックはいませんでした。
そんな中に現れたのが富安選手です。
具体的なスピードは明かされてませんが、欧州でも有名な快速選手と同じくらいの速度で走っていたので世界的に見てもかなりの速度であることが分かります。
幼少の頃にはこんなエピソードも・・・
富安選手が所属していた少年団の監督のお話し
「すごいスピードで走る冨安健洋選手をたまたま見かけたんだ。何としても彼を勧誘したいということで、保護者の力を借りてチームに勧誘した。ホントに彼は恐ろしいくらい速かった。ドリブルをすれば、彼に追い付けるものは福岡県にはいなかったよ」
私自身もサッカーをやっていましたが、どんな名プレイヤーでもほとんどの場合、
サッカーを始めるときは自分から親に相談したり、友人などに誘われて始めることが多いです。
ましてや少年団の監督から直々のスカウトというと、当時から富安選手がとんでもないスピードで走っていた
ことが分かりますね。
冨安健洋の経歴やプロフィール!

名前:冨安健洋(とみやすたけひろ)
生年月日と年齢:1998年11月5日生まれの20歳(2019年6月時点)
身長体重:188cm、体重は78kg
出身地:福岡県福岡市
現所属:シント=トロイデンVV
歴代所属チーム:アビスパ福岡
富安選手は福岡県出身で日本人としては大きく188㎝も身長があります。
サッカーを始めたのは小学生にころで前述の監督にスカウトされたためです。
またそのころにはFCバルセロナのサッカースクールにも通い当時のコーチに
スペイン行きを真剣に相談されたなどの逸話もあります。
当時からすごい才能だったんですね!
中学校からは地元福岡のJリーグチームアビスパ福岡の下部組織に所属します。
そこではなんと中学校3年生でトップチームの練習に参加するほどまでに成長をします。
海外サッカーではたまに見る光景ですがサッカー後進国と呼ばれる日本では珍しい光景です。
そして、高校3年生で卒業を待たずしてトップチームへ昇格。プロデビューを果たしたのち、すぐにレギュラーとして定着しました。
その後も富安選手の勢いは止まらず19歳という若さでベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍します。
そこからも、順調にレギュラー定着し現在に至るようです。
日本代表でもレギュラーに定着しており、ものすごい安定感を見せています。
10代でのセンターバック日本代表デビューは史上初でこれからの活躍からも目が離せません。
【日本代表 期待のCB冨安健洋】タッチ集!!!
冨安健洋の海外の反応も気になる!

福岡から移籍した時の移籍金は4400万円と言われており
これは香川真司選手がセレッソ大阪からドルトムントに移籍した時の4000万円よりも高い金額となっています。
これだけでも富安選手への期待値が伝わってくるのですが
所属チームの監督はこう言っています。
「彼ははすでにベルギーリーグのレベルを超越している」
様々な選手を育ててきた監督にここまで言わせるとは20歳にしてとてつもない能力であることに疑いの余地はないでしょう。
実際に活躍の場を世界に広げている長友佑都選手や吉田麻也選手も、規格外のレベルの選手であると絶賛しておりその実力はまさに誰もが認めるものです。
今後もこの調子でいけばビッククラブでの活躍も夢ではありませんね。
今回のまとめ

日本のゴール前を守ってくれる若武者の素顔に少しでも迫れていれば幸いです。
まだ20歳ということで未来の明るい富安選手にこれからも期待ですね!
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