東京オリンピックの開閉会式のプランニングチームの一人に
振付師のMIKIKOさんが選ばれました。
MIKIKOさんは、有名アーティストの振り付け、演出はもちろん
前回大会のリオオリンピックで閉会式の引き継ぎ式も担当されています。
今回の東京オリンピックでどんなMIKIKOワールドが
世界を驚愕させるのか、今から楽しみです。
今回はMIKIKOさんについて調べていきたいと思います。
MIKIKO(振付師)ワールドは東京五輪で世界を驚愕させる演出
前回開催されたリオオリンピックの閉会式では、
2020年東京五輪への引き継ぎ式
『ハンドオーバーセレモニー』が行われました。
その時にもMIKIKOさんは
演出振付師として参加されています。
リオオリンピック動画③#リオオリンピック#閉会式 pic.twitter.com/0NMh0Izalt
— ちぇりい (@erika_46p9) 2016年8月22日
リオ五輪閉会式での日本のプレゼン動画部分 ④
— 池乃こいし (@369doughnut) 2016年8月22日
SEE YOU IN TOKYO
総合演出:椎名林檎
振付:MIKIKO
音楽:椎名林檎・中田ヤスタカ
AR演出:Rhizomatiks pic.twitter.com/pOQNe7R1l6
素晴らしい閉会式でしたね。
2020年の東京オリンピックの開閉会式の演出は、
『4展総合プランニングチーム』を立ち上げました。
MIKIKOさんをはじめとして、
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどで知られる山崎貴監督、
アニメ映画「君の名は。」などを手がけた映画プロデューサーの川村元気さん、
狂言師の野村萬斎さん、
クリエーティブディレクターの佐々木宏さん、菅野薫さん、
音楽家の椎名林檎さん、
障がい者の芸術活動に造詣の深い来栖良依さんの
8名で構成される事になっています。
プランニングチームによって、
五輪とパラリンピックの開閉会式を一連の四部作と捉えて
起承転結のストーリーを構成されます。
チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター 野村萬斎さんは、
「平和」「共生」「復興」「未来」「日本・東京」
「アスリート」「参画」「ワクワク感・ドキドキ感」という
8つの「東京2020大会開会式・閉会式に関する基本コンセプト」に基づき、
「シンプルかつ和の精神で臨みたい」
と語られています。
これだけのビッグな演出家の中でMIKIKOさんは
どのようなMIKIKOワールドの振り付けや演出を
魅せてくれるんでしょうか。
間違いなく世界を驚愕させる演出になる事でしょう。
MIKIKOの経歴とは

出典:https://spice.eplus.jp/articles/161727
名前 : MIKIKO
本名 : 水野幹子(みずのみきこ)
生年月日 : 1977年8月11日
出身地 : 東京都(広島育ち)
所属事務所 : アミューズ
1977年に東京で生まれますが、
父親の転勤で広島に変わります。
中学時代からバトン部、高校ではストリートダンスとバレエを始めて
ダンスそのものにのめり込んでいきます。
数々のコンテストで優勝を重ねて
広島でバレエとダンスのインストラクターとして活動を始めました。
ダンス指導はもちろん振り付けや舞台演出を手掛けながら
2000年にはMAXのバックダンサーを務めたりもしました。
5年間、東京と広島を行き来する生活の末、
2005年にアミューズとマネジメント契約をし、
そのアミューズ会長より感性を磨くということで勉強の為
ニューヨークに2年間の留学をさせてもらいました。
帰国後はPerfumeやBABYMETALの振り付けやライブ演出など
様々なアーティストの活動を支えています。
MIKIKOさんの表現方法は海外留学が大きな影響を与えたようで、
よりいっそう日本人らしくということを深く考えるようになったそうです。
KIMIKOさんの演出には日本という表現が織り込まれている

出典:https://instagrammernews.com/detail/16005756081680…
MIKIKOさんの演出は日本の心を表現しています。
しかし、外見的な着物であったり太鼓などといった今までの
ありきたりの和の表現を使う事はしません。
日本人が感性として持っている緻密さや細やかさなどの
内面からあふれてくる日本を表現したいそうです。
例えば日本の古典芸能でいえば、描写の激しい”歌舞伎”ではなく、
静かな中にも力強い表現が迫ってくる”能”の世界観が
KIMIKOさんにはぴったりくるんだとか。
やはりワールド規模で日本を見つめなおしたからこそ、
今一度日本の良さが再認識されたんでしょうね。
この海外で培ってきた日本人の感性が
これまでの素晴らしい演出に繋がっているんですね。
今回のまとめ
2020年の東京オリンピックは日本人だけでなく
世界中から注目されています。
その中で開閉会式を演出するのは、
とんでもなくプレッシャーがかかるんだと思います。
しかしMIKIKOさんは大観衆がピタッとハマった時の
あの感覚がたまらなく好きとおっしゃっています。
それは舞台が大きければ大きいほど楽しめるようです。
みんなが待ち遠しく思っている東京オリンピックで
どんな演出で私たち、いや世界中を驚かせてくれるのか
今から楽しみでなりません。
2020年、世界は東京から目が離せないでしょうね。
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