2018年4月からレギュラー化されたNHK番組
「チコちゃんに叱られる」が話題を呼んでいます。
おませで口達者な物知りの5歳の女の子のチコちゃんに
ぼんやり過ごしている人が
「ボーッと生きてんじゃねえよ!」
と叱られてしまうというNHKらしからぬスタイルで人気を集めている
番組なんです。
しかし、主役のチコちゃん以上に話題になっているのがこの番組で
”毒舌ナレーション”を担当している森田美由紀アナなんです。
今回は森田美由紀アナの毒舌には似つかわしくないその華麗な
経歴や、その病みつきになる毒舌っぷりを調べていきます。
森田美由紀アナの毒舌ナレが病みつき!

『チコちゃんに叱られる』では、視聴者から寄せられた手紙やメール
およそ1万1000通の中からの素朴な疑問をチコちゃんが
何とも憎めないキャラクターで答えるといった形式の番組です。
その中で特に話題になっているのが森田美由紀アナの語りです。
「今こそすべての日本国民に問います」
と低いトーンで言い切り、
「そんなことも知らずに、やれ○○だとか、○○などと言っている
日本人のなんと多い事か!」
と、性格で聞きとりやすい日本語で吐き捨てる物言いに、病みつきに
なっている視聴者がなんと多い事か、です(笑)
NHKですがNHKらしからぬ番組の内容もこの森田美由紀アナの
語りでよりいっそうハマる人を増やしているんではないでしょうか?
森田美由紀アナの毒舌ではない経歴!

PIRO4D / Pixabay
森田美由紀アナは決してバラエティ出身のアナウンサーではありません。
その経歴は素晴らしいものがあります。
北海道大学文学部を卒業の後、教員を目指していた森田美由紀アナは
社会人としての経験を積むためにNHK札幌支局に、そこで何年か
勤務の後にスカウトされて正社員として入社します。
そして、1988年に東京に移動となり『7時のニュース』のサブキャスターなど
数々の報道番組を担当されます。
その中にはNHK紅白歌合戦の司会やNHKスペシャルのナレーターなど
NHKの看板番組を担当していました。
また、2001年の「9・11米国同時多発テロ」発生時には
「NHKニュース10」のサブキャスターとして第一報も伝えています。
抜群の安定感を誇り、”ミスNHK”とまで称されています。
2014年には管理職の人事異動でシニアアナウンサーから
エグゼクティブ・アナウンサーに昇進され名実ともに
NHKの看板アナウンサーとなられました。
それほどのアナウンサーが大真面目に毒舌をナレーションされているのです。
チコちゃんに叱られるより快感と評判!

森田美由紀アナを起用するのはNHKの番組だからと言ってお堅い
NKHのアナウンサーを起用したのではなく、ある狙いがあったようです。
森田美由紀アナのナレーションでふざけた感じではなく、あえて
生真面目さを演出する事によっての面白さを引き出そうとしているようです。
この森田美由紀アナの起用が当たって大きな反響を呼んでいます。
この能力のムダ遣いぶりは、前から気になってたよ()。
チコちゃんに叱られる! チコちゃん以上?
森田美由紀アナの“毒舌ナレ”が人気
NHKのレジェンドと言ってもいいアナウンサーが
こういうナレーションをするのもいい。
<チコちゃんに叱られる!>チコちゃん以上?
このようにチコちゃん以上に人気を呼んでいます。
やはり『NHKスペシャル』のような語り口で、ばかばかしいことも
綺麗な日本語で語られると、ものすごく耳に残るものなんですね。
このように同局の重鎮アナウンサーの起用には、民放などで数々の
人気番組を手掛けた方たちや、NHKのチーフプロデューサーなどの
取り組み姿勢がNHK的ではなかったのが良かったようです。
チーフプロデューサーによると、
「おちゃらけたバラエティーのナレーションではなく、真面目に淡々と読む、
だけど言ってることは変、という方が面白いのであって”ザ・NHK”
に読んでもらった方が面白さが増すと思い、森田美由紀アナに
お願いする事にしました。」
と狙いを明かされています。
今回のまとめ
NHKらしいようでNHKらしくない番組の一番の理由は
森田美由紀アナのNHKらしいアナウンスでNHKらしくない内容を
話すことにあるのだと分かりました。
とくに何でもネットを調べれば答えが出てくる今の時代に
ネットが答える事が出来ないような素朴な疑問に
面白おかしく真面目に答えてくれる事が
この番組の魅力なんでしょうね。
チコちゃんや岡村さんの人気と相まってこれからも
森田美由紀アナの毒舌ナレーションが聞けることが楽しみな
人気番組になっていくこでしょう。
コメント