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織田信成はなぜ提訴した?関西大学の広告塔ではなくプライド重視した?

スポーツ
 
プロスケーターの織田信成さんは2019年11月18日、

 
関西大学アイススケート部の監督だった2017年2月~2019年9月に同部の浜田美恵コーチから

 
モラルハラスメントを受けたとして1100万円の損害賠償を求めて提訴しました。

 
 
 
今回は、織田信成はなぜ提訴した?

 
 
 
関西大学の広告塔ではなくプライド重視した?

 
 
 
などについてまとめてみます。

 
 

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織田信成が浜田美栄コーチを提訴した内容とは?

フィギュアスケートの元オリンピック選手の織田信成さんが、
 
監督を務めていた関西大学アイススケート部で、
 
多くのトップ選手を指導してきた濱田美栄コーチから
 
無視や陰口などの嫌がらせを受けたと主張して慰謝料を求める訴えを起こしました。
 
 
 
大阪地方裁判所に訴えを起こしたのは、元フィギュアスケート選手の織田信成さんです。

 
 
 
訴えなどによりますと、織田さんはおととし4月、

 
出身校の関西大学のアイススケート部の監督に就任しましたが、

 
そのころから濱田美栄コーチに無視されたり陰口を言われたりする
 
嫌がらせを繰り返し受けたと主張しています。
 
 
 
そして、精神的な苦痛から体調を崩し、ことし9月に監督を辞めざるをえなくなったとして、

 
濱田コーチに1000万円の慰謝料を支払うよう求めています。

 
 
 
提訴後に会見した織田さんは、関西大学に調査を求めたものの十分に行われなかったうえ、

 
逆に事実関係を明らかにしないよう求められたと主張し、大学を批判しました。

 
 
 
そのうえで、提訴に踏み切った理由について、

 
「スケートリンクにいる学生や選手たちが、よりよい健全な環境で練習できるようにしたいと考えた」

 
と説明しました。

 
 

関大コメント“競技時期に残念”

 
提訴されたことについて、濱田美栄コーチは、今のところ、コメントを出していませんが、

 
関西大学は「提訴の内容について承知していませんのでコメントは差し控えます。

 
アイススケート競技がシーズンに入り、

 
多くの選手が懸命に取り組んでいるこの時期に提訴がなされたことは大変、残念です。

 
これまでどおり静かな環境の維持、向上に取り組んでまいります」とコメントしています。

 
 

これまでの経緯

 
元フィギュアスケート選手の織田信成さんはおととし4月に

 
母校の関西大学のアイススケート部の監督に就任しました。

 
 
 
アイスショーやテレビ番組への出演のかたわら、

 
選手の育成にあたっていましたが、

 
ことし9月に大学側が
 
「織田さんから辞任の申し出があった」として織田さんの監督退任を発表しました。
 
 
 
しかし、その3週間後、

 
織田さんは自身のブログで「本当の理由はリンク内で私に対する嫌がらせなどがあり、

 
その影響でことし春ごろから体調を崩した」と主張しました。

 
 
 
この中で織田さんはことし7月に大学側と弁護士を交えて話し合いを行い、

 
大学の調査を待つことになったものの、調査の報告はなかったとしています。

 
 
 
これに対し、大学側は、

 
「指導方法をめぐって意見の相違はあったが、嫌がらせなどは確認できなかった」としたうえで

 
「話し合いを続ける用意があり、真摯(しんし)に対応したい」とコメントしていました。

 
 

織田信成さん

 
織田信成さんは大阪府出身の32歳。

 
 
 
元フィギュアスケート選手の母親の指導のもと、幼少期から頭角を現し、

 
2010年のバンクーバーオリンピックでは7位入賞を果たしました。

 
 
 
2013年の全日本選手権を最後に現役を引退し、アイスショーへの出演のほか、

 
テレビ番組のコメンテーターやフィギュアスケートの解説など幅広く活躍していました。

 
 
 
そして、おととし4月に母校の関西大学アイススケート部の監督に就任し、

 
後進の育成にあたっていましたが、ことし9月に辞任しました。

 

濱田美栄コーチ

 
濱田美栄コーチは京都市出身の60歳。

 
 
 
元フィギュアスケート選手で、大学卒業後、フィギュアスケートの指導者になりました。

 
 
 
当初は、京都府内のリンクで指導にあたっていましたが、

 
平成19年からは関西大学のリンクで指導を続けています。

 
 
 
選手の個性にあわせた指導に定評があり、

 
2004年の四大陸選手権で優勝した太田由希奈さんや、

 
去年のピョンチャンオリンピックで4位に入賞した宮原知子選手、

 
それに、去年のグランプリファイナルで優勝した紀平梨花選手など数多くのトップ選手を育成してきました。

 
 
 
最近では、ことしの世界選手権の男子シングルで銅メダルを獲得した

 
アメリカのビンセント・ジョウ選手や、

 
先月のグランプリシリーズカナダ大会の女子シングルで3位に入った

 
韓国のユ・ヨン選手など海外の選手の指導にもあたっています。

 
 

関大アイススケート部

 
関西大学アイススケート部はフィギュアスケートとスピードスケートの2つの競技に分かれて

 
大阪・高槻市のキャンパス内のリンクを拠点に活動しています。

 
 
 
このうち、フィギュアスケート部門では、

 
2010年のバンクーバーオリンピック銅メダルの高橋大輔選手や

 
2014年の世界選手権で銀メダルを獲得した町田樹さんなど数多くのトップ選手を輩出しています。

 
 
 
織田信成さんは関西大学のOBでおととし4月からことし9月まで監督を務めていました。

 
 
 
一方、関西大学のリンクでは大学のアイススケート部とは別に、

 
ジュニアなど地域の選手が所属する「関西大学カイザーズフィギュアスケートクラブ」も

 
活動していて、

 
去年のグランプリファイナルで優勝した17歳の紀平梨花選手など20人余りが所属しています。

 
 
 
このクラブは、紀平選手などを指導する濱田美栄コーチと、

 
高橋大輔選手を指導してきた長光歌子コーチ、

 
織田信成さんの母、織田憲子コーチの3つのグループにわかれて活動しています。

 
 
 
織田氏が監督を務めていた大学のアイススケート部と
 
フィギュアスケートクラブは別の組織ですが、
 
1つのリンクを共有して時間によって使い分けているほか、
 
濱田コーチが大学のコーチも兼任するなど両者は連携しながら運営しています。
 
 

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織田信成は関西大学のただの広告塔としての自覚があれば衝突はなかった?

お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明(48)が20日、

 
フジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。

 
 
 
プロスケーターの織田信成氏(32)が、

 
モラルハラスメントを受けて関大アイススケート部の監督を辞任に追い込まれ

 
精神的苦痛を受けたとして、同部の浜田美栄コーチ(60)を提訴した件について言及しました。

 
 
 
織田氏は18日に会見を開き、1100万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことや、

 
浜田コーチによるモラハラの内容を、時折涙を浮かべて訴えていました。

 
 
 
小木は「大学から監督として招き入れられたとしても…大学ももっと

 
(織田氏に)言ってあげないといけないですよね、ケアして。

 
監督だけど広告塔だよと。

 
浜田コーチっていうね、めちゃくちゃ絶対にそれより上に立つことはないんだから

 
今までの実績っていうものがあって」と指摘。

 
 
 
さらに「(織田氏は)指導者としての実績がないわけでしょ。

 
みんなが言ってあげないと分からないですよ」と続けました。

 
 
 
この意見に、MCを務める坂上忍(52)も

 
「今、小木君が言ったこと、結構今回の問題に関しては芯食ってると思う」と話しました。

 
 



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織田信成のスケーターとしてのプライドが我慢できなかった?

訴状によると、今回、モラハラで訴えることになった濱田美栄コーチと練習方針をめぐって対立。

 
 
 
濱田コーチから「監督に就任して偉そうになった」などと陰口を叩かれ、
 
露骨に無視やにらみつけるなどのモラハラが始まったという。
 
 
 
濱田コーチは、名実ともに日本のフィギュア界を牽引する名指導者で、

 
平昌オリンピック4位の宮原知子選手などを指導。

 
 
 
演技が始まる前、選手を落ち着かせるように額と額をつけるシーンが印象的です。

 
 
 
また、2018年のグランプリファイナルで優勝した紀平梨花選手も指導していて、

 
濱田コーチのことをよく知るスポーツジャーナリストは

 
「練習をとても大切にし、トータルプロデュース力が高い。日本のトップ3に入るコーチ」と

 
その手腕を絶賛しています。

 
 
 
そうした中、2019年1月さらに事態が悪化する出来事が起きたという。

 
 
 
織田さんが学生たちの勉強時間を確保するため、練習時間の変更を提案すると、

 
濱田コーチも「勉強、大切だしね」と承諾したものの、提案直後からモラハラ行為がエスカレート。

 
 
 
織田さんがアイスショー出演で出張中に、提案が白紙に戻っていたというのです。

 
 

今回の提訴でどちらも得はない?

大学スポーツはこれまで広告塔となる、と見られていました。

 
 
 
実際、野球に駅伝、ラグビーなど所属選手が活躍すれば、それだけ大学も注目されます。

 
 
 
受験生が大幅に増えるまでには至らなくても宣伝効果があることは間違いありません。

 
 
 
しかし、2018年の至学館大学、日本大学はレスリング部、アメフト部でパワハラ騒動が起きました。

 
 
 
その結果、至学館大学は受験者数が微減。

 
 
 
旺文社『蛍雪時代臨時増刊 全国大学案内内容号』(2019年8月)によると受験者数860人。

 
 
 
受験倍率は前年の3.6倍から2.7倍に低下。

 
 
 
さらに深刻なのが大規模大学の日本大学で受験者数は前年比1.4万人減の95364人。

 
 
 
至学館大学にしろ、日本大学にしろ、

 
パワハラ騒動や受験者数減ですぐつぶれる、ということはありません。

 
 
 
しかし、大学のイメージを悪化させたことは確かです。

 
 
 
本来なら宣伝効果を期待していたはずの大学スポーツがネガティブな要素と化してしまいました。

 
 
 
そして、大学スポーツは一種のムラ社会です。

 
 
 
原晋・青山学院大学陸上部監督のようなタイプなら、パワハラ・モラハラはそう起きないでしょう。

 
 
 
が、こうした例はむしろ少数派です。

 
 
 
大半は一種のムラ社会であり、

 
どうしても、パワハラ、モラハラなどが起きやすい素地がある、と言えます。

 
 
 
それから、パワハラ、モラハラ(あるいはセクハラなども同様)は、

 
過去よりも近年の方が、はるかに訴えやすくなっています。

 
 
 
まとめますと、大学スポーツは広告塔として期待できる反面、

 
パワハラ、モラハラなどによってイメージを悪くすることも十分あり得ます。

 
 
 
学業との両立ができていなくても同様です。

 
 
 
織田さんの提訴は、織田さんの意図はともかく、

 
結果的には、大学スポーツのリスク要素を明らかにしたことになります。

 
 
 
今後ですが、関西大学に限らず、大学スポーツに期待する大学経営幹部・当局は、

 
こうしたリスク要素にも取り組むことが求められます。

 
 
 
単に、いい選手をスカウトする、あるいは、活躍したことを喜べばいい、という時代ではありません。

 
 

今回のまとめ

 
今回は、織田信成はなぜ提訴した?

 
 
 
関西大学の広告塔ではなくプライド重視した?

 
 
 
などについて見てきました。

 
 
 
22日からはGPシリーズ最終戦のNHK杯が札幌で行われます。

 
 
 
浜田コーチが指導する紀平も、

 
シリーズ2戦上位6人が出場するGPファイナル(12月、イタリア・トリノ)を懸けて出場。

 
 
 
佳境を迎える時期に、リンクの外で無視できない問題が浮き彫りになりました。

 
 


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